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≪音楽のひと時♪≫31.01.2012

 ヨーロッパにも寒波到来し、この辺りではまだ雪は降ってないもののとてつもなく冷たい風が肌に突き刺さるようです。日本も大雪に見舞われているようで、雪には慣れているはずの地元の家族や友人達が大変そうなので、どれほどなんだろうと心配しています。
 さて、先日演奏会でパリに行ってきました。地下鉄サン・ラザール近くにあるEspace Georges Bernanosというホールでのコンサートでした。”pause musicale “(〝音楽のひと時”〝憩いの音楽” )と題されているこのコンサートは、毎週金曜日に開催され、ソロ・室内楽を問わず様々なスタイルのコンサートが行われているようです。以前も2~3度出演させて頂いた事があるのですが、このホールのピアノには一つ心配事がありまして、、それは「椅子」なんです。椅子の高さが調節出来ないというので前回もとても高い位置から鍵盤を見下ろす状態で弾いたり、その前は他の部屋から持ってきた低いパイプ椅子で、お尻の下に何か敷いて弾いてみようかと試行錯誤してみるもその低い状態でなんとか弾いたとか・・もう一つあった椅子はぐらぐら揺れる状態だとか・・・とにかく演奏する上で最も大事な姿勢を決める椅子の選択肢が無いというのに毎回悩まされていたのです。こちらでは珍しい事ではなくこのように椅子に恵まれなかったり、極寒の中弾かなければならなかったり、風が吹いている中、雨が降ってくるのを心配しながら野外で弾いたり。。状況は様々。でもどんな場所でも本番となったら、なんのその!と言ったお顔で弾かなければいけないんですよね^^;とにかく、今回のホールでの問題は椅子。ということで、3日前から自宅の椅子をあえてとても高くした状態で練習をしていました。やはり変なところに力が入ってしまったり、集中しずらかったりしていたので、ちょっと憂鬱な状態で当日会場入りしました。オーガナイズされている方が急遽いらっしゃれなくなり、変わりの方と連絡がつかず結局30~40分外で待ち「リハーサル時間がない~!」とようやくホールを開けて頂きダッシュでピアノに向かうと、「あれ?!椅子が変わってる!」そう!椅子が調節出来るものになっていたのです。不思議なものでこれだけで変な焦りと無駄な心配が消え、気持ちが一気にポジティブに。
 その会場は200~300席位でしょうか? 舞台と客席がとても近く、皆さまの反応が演奏しているこちらまでひしひしと伝わってきました。「次はショパンのワルツじゃない?」とか、「次はドビューシーね♪」とか、演奏直後に「ん~♪」という声が聞こえてきたり。お客さんとの距離が近いことで舞台と客席間の壁がとれて、反応が手に取るようにわかり、皆さんと音楽を通しその一時を共有しているような感覚になれます。(逆にすごく緊張するという場合もありますが、、)曲間や演奏後にそのようなちょっとした会話が聞こえてくると、とても嬉しい!(前回ドイツでの本番の時、トルコ行進曲付きソナタを演奏中、最前列の方がノリノリで足でリズムを取りながら聴いてくださっていたのですが、そのテンポが私の演奏とずれている上にそれが終始視界に入ってしまい困った;;;という事もあったり^^;)コンサートというのは色々な事が起こるので面白いですよね。
 このコンサートのタイトルそのもの、音楽が大好きでいつもこの金曜日のコンサートを楽しみにしているのだろう沢山のお客様方にその空気を作って頂き、色々とありましたがとても良い経験・勉強になり、何より幸せな時間でした。また次に向けて頑張ります!明日はシューマンピアノ四重奏の初合わせ♪

≪SOLDES!!≫14.01.2012

11日から冬の大バーゲンが始まっています。(フランス語でバーゲンの事をle Solde″ソルド″と言います)こちらは年に2回、夏と冬に大バーゲンが行われます。日本の様に福袋のようなものはない(と思います)ですが、初日からお店によっては最大60~70%まで値引きされます。日本のお正月のバーゲン初日にデパートの入り口に長蛇の列が出来て・・・というようなことはないようですが、(初日の朝一にバーゲンに行ったことが無いので見たことが無いだけかも??)初めから大きく値引きされるのでとてもお得で、、この時期日本からの“バーゲンツアー”というのもあるとか?!数日前から急激に冷え込んでいますが、街中はバーゲンにくり出す買い物客で賑わっています♪

≪2012年新年を迎えて≫10.01.2012

寒中お見舞い申し上げます。昨年も大変お世話になりまして、ありがとうございました。

年末年始、皆さまどのように過ごされましたでしょうか? こちらは友人達とたっぷり遊んで、12月31日夜。

ずっとごまかしていた風邪が悪化し発熱。年明け3日間寝込むはめとなり、お正月気分ゼロの年明けとなってしまいました。。。^^;

元気になったところで、気持ちを新たに、今年も一日一日を大切に過ごしていきたいと思います。

2011年は忘れられない年となりました。

新しい年が佳い年になりますように、少しでも穏やかな日々が戻りますように心からお祈り申し上げます。

本年もどうぞよろしくお願い致します。

≪Joyeux Noël☆☆≫24.12.2011

☆☆素敵なクリスマスを☆☆☆

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≪クリスマスまであとわずか!≫20.12.2011

クリスマスまであと数日。街を行き交う人々はもみの木や大きな買い物袋を両手に抱えて、クリスマスへのラストスパートに大賑わいです!

こちらのクリスマスは日本でいうお正月のような感覚だそうで、当日は教会でのミサに出席したり、故郷で家族と共に過ごすのが一般的なようです。街中も一部のお店を覗いてはすべて閉店となります。シャンパンにワイン、フォアグラ、ボルドーでも有名な牡蠣、タ-キ-、そしてクリスマスケーキの″bûche de Noël ブッシュ・ド・ノエル″!これもまた事前にパン屋さんやお菓子屋さんで皆予約し、クリスマス当日はレジに男性の行列。お父様方、お疲れ様です!(^^*)

お世話になった方や友人達に、クリスマス前に到着するように「Joyeux Noël et Bonne Année!! (素敵なクリスマスを!そして良いお年を!)」と年賀状ならぬクリスマスカードを送ったりもします。(新年に送る方々ももちろんいらっしゃいます。)先日フランス人の友人に聞いたところ、こちらでは郵便局のはからいで、子供たちが「さんたさんへ」と宛先の住所を記載せずポストに投函し、お返事が送られてくるというサービスをしているらしいですよ!子供たちは、夢も膨らみ大喜びでしょうね!

それぞれの宗教や家庭によってこのような行事の過ごし方・習慣が違うので、日本人の私としてはとても興味深いです。私は今年はクラスメイトのご実家へご招待頂いたので、そちらへお邪魔してきます^^日本では各地で雪も降りとても寒い日が続いているようですし、風邪も流行っているようですのでくれぐれもお体にお気をつけて。。

≪40通りのコンチェルト≫15.12.2011

師走。早くも12月に入り今年も残すところあとわずかとなりましたね。

日本では雪が降り一層寒さも増しているようですが、こちらはここ数日暖かく過ごしやすい日が続いています。

街はクリスマス仕様に装飾されクリスマスマーケットも開催されました!外を歩いているだけで楽しめる時期ですね♪

さて、1カ月前にさかのぼりますが、11月初めにオーケストラの入団試験の公式伴奏のお仕事をさせて頂きました。

今回はチェロのセクションで受験者は約40人。″公式伴奏”というのは初めてでで、一度にこんなに多くの演奏家と共演するというのは初めての事でした。

オーディション前日に全員と約15分ずつの合わせ(練習)。ほぼ全員初対面の受験者が約40名で、次から次へと受験者が入れ換わり合わせが行われたので顔と名前を全員覚えられるわけもなく、誰がどのような演奏で何を注意すべきかというのを把握しておくのが少々大変でした。でもそれよりも、ピアノと違って各自それぞれの楽器を持って登場するので、「次はどんな音だろう」と毎回一音目を聴くのがすごく楽しみで印象的でした。同じチェロという楽器でも音色・音量・音の厚み、深みetc、これほどまでも違うものかと改めて衝撃を受け、同様に同じ曲が演奏する人それぞれの解釈によって全く違った音楽を創り出す事を体感しました。オーケストラの入団試験というのは、1位2位を決めるコンクールや音楽院の試験のようにその当日の出来のみで評価されるというものではなく、今後共に仕事をする仲間、音楽を創り上げていく仲間を決めるものなので、審査基準が違うように思います。最大5分程度の中で準備してきたものを提示しなければなりませんし、いくら素晴らしい演奏をしたとしてもそのオーケストラの音楽性等の思考によって結果がそぐわない場合もあり。。。色々想いは巡りますが、それぞれが渾身の想いで演奏されていて、私は伴奏というよりも一人ひとりと室内楽をしているようでとても充実した貴重な時間でした!

≪冬時間へ!≫02.11.2011

11月に入りましたね!こちらの気候は不安定な日が続き、毎日着るものに困っています。朝晩、そして日によって気温の差が激しいので、体調管理をしっかりしないといけませんね。さて、先月10月の最終日曜日で、夏時間から冬時間へと変わりました。ということで、現在日本との時差が8時間!冬ももうそこまで来てますね。ハローウィンも過ぎ、お店はすでにクリスマスモード。(さすがに早くない?^^;)2011年も残すところ2カ月ですね。 

先月下旬、パリへ行ってきました。恩師の先生やお世話になってる方にご挨拶に行ったり、オペラを観にいったりアンバリッドや久々のルーブル美術館も堪能。多くの芸術が凝縮された街は歩いているだけでも満喫できますね。もうゴミが多いのが本当に残念!!

≪今夏・新たな出会い≫22.10.2011

夏の後半は,以前お知らせもさせて頂いたヴァイオリニストの川畠成道さんとの演奏会でした。川畠さんとは計4か所で共演させて頂き、山形では山形テルサで「川畠成道・永田美穂 山形ふれあいコンサート」と山形県立中央病院でロビーコンサートをさせて頂きました。川畠さんはとにかくどこにいても自然体な方!!初めてお会いした時からその気さくなお人柄のお陰で、すぐ打ち解ける事ができました。桐朋の大先輩でもある川畠さんと色々お話していると、共通の友人も沢山出てきて盛り上がったり、色々な国での演奏会や音楽家との沢山のエピソードを聞かせて頂き貴重なお話に興奮の連続でした。奥様もとっても素敵な方で、練習合間や移動中もとても楽しい時間でした≧▽≦ コンサート当日のお昼にお茶を飲みながら「さて、今日何弾きます??」と選曲するという一幕も。気を張る事がなくいつも自然体。演奏でも多くの事を教えてくださり、とても幸せな時間を過ごさせて頂きました。演奏する場所やそこにあるピアノによって、そしてその時の体調や気持ちによって生まれてくる音楽も変わります。今回も様々な場所で演奏させて頂き良い経験になりましたし、音楽をしているお陰で素晴らしい出会いがある事に感謝した日々でした。

≪陸前高田市立第一中学校≫ 08・10.2011

この夏、チェロの中木健二さんと陸前高田第一中学校にお邪魔してきました。学校へ到着すると、体育の授業中だったようで校門前にいた生徒の皆さん。「こんにちは~!」と元気よく迎えてくれました。正門の向かいはグラウンドとなっており、そこには今仮設住宅が並んでいます。生徒さん達は秋の運動会へ向けて(もう終わったころかな??)練習中だったようで、校舎内からは応援の練習の声も聞こえてきました。学校は木造建築となっており、また手入れが行き届いたとても綺麗な校舎でした。学校が大好きだった私は、その懐かしい雰囲気に浸りふと自分の中学時代を思い出しながら音楽室へ。今回2年生を対象とし、1時間お話(ほとんど中木さんが話してくれましたが^^;)と演奏をさせて頂きましたが、生徒さん達の反応の良いこと!!せっかくなので、音楽を一方的に聴いてもらうだけではなくコミュニケーションを取りたいと思い考えた末、クイズタイム♪ 「この曲はある動物のタイトルが付いているものです。皆さんイメージしながら聴いてみてください」と言って サン・サーンスの〝白鳥″を演奏しました。もちろん知っていた子もいたようで「白鳥!」「白鳥!」と声が上がり、その中に「鹿!」と言った男の子がいたのでご要望にお応えして、ピアノパートをスタッカートでちょっとリズミックに始め、チェロのメロディーを鹿がステップしている様に軽やかに演奏すると教室内は「おお~~~!!!」と拍手喝采!その後も私達が皆さんに質問を投げかけたり、逆に質問を受けたりと、とても思い出に残る有意義な1時間を過ごすことが出来ました。

 9月に入り、フランスへ戻る前の日になんとその生徒さん達一人ひとりからの手書きのメッセージが届きました。そこには演奏を聴いて感じてくれた感想、どんな表情でどんな手つきで演奏していたか、そしてその1時間で話した内容や最後言葉を交わした生徒さんはその時の事など・・皆さん一つ一つの瞬間をとても鮮明に覚えていてくれて、とても感激でした。また今の心境や「これから頑張っていきます!」と強い言葉が綴られたものも多く、深く胸に響いています。この出会いを大切に、いつか再び伺えたらと思います。

≪各地の美味いろいろ≫30.09.2011

前回の写真に引き続き、この夏堪能した美味しいものたち♪仙台の牛タン、名古屋の味噌煮込みうどん、香川のさぬきうどん、そして広島のひつまぶしです。どれも本当においしかった!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 
 
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

≪秋のヨーロッパへ≫29.09.2011

2カ月の日本滞在を終え、フランスへ戻ってきました。こちらへ戻るともうすっかり秋。(この1週間は今年最後の暑さだろうと言われている、28度29度の日々が続いていますが。。)毎夏、成田へ降り立った瞬間の湿気で日本の夏を感じ、9月にフランスの空港に足を踏み入れた時のひんやりとした風でヨーロッパの秋を感じます。その国独特の空気や匂いってありますよね。

さて、この2カ月は怒涛の日々でした。こんなに国内を移動したことがないというほど、北は岩手から南は広島まで、、旅の連続でした。ずっと前から行ってみたかった、香川、広島、そして大阪にも今回初めて訪れる事が出来ましたし、その土地土地の景色はもちろん、名物・郷土料理、方言、人柄etc…同じ国内でも全然違いますね。それぞれ十分に堪能し、とても充実した楽しい日々でした。演奏会の様子なども含め、改めてまとめてUPしたいと思います♪気付けばこの夏、結構な枚数の写真を撮っており、その中に食べ物の写真も沢山収めていました!その中の3枚。Topの写真は、山形の芋煮、左下が玉こん、そして右下がお蕎麦です♪

  さて、この9月から6年住んだパリを離れ、ボルドーに移り生活がスタートしました。これからこの街の魅力も少しずつお伝えできればと思っています♪引き続き、どうぞよろしくお願い致します。

 

 

 

 

 

≪美しいヴァイオリンの音色とともに≫30.08.2011

めまぐるしい1ヶ月が過ぎ、楽しみにしていた川畠さんとのコンサートもいよいよ間近に迫ってまいりました!長らくブログをお休みしていてすみません^^;先月から今月初めにかけて、船橋→一ノ関→陸前高田→名古屋の4箇所で演奏させて頂きました。心に残る日々、その模様はまた後日アップさせて頂きたいと思います!さてヴァイオリニストの川畠成道さんと共演させて頂きます♪◎9月2日(金)19時~山形テルサで、◎9月4日(日)17時~は仙台の“レストランパリンカ”で、そして◎9月5日(月)17時~は山形県立中央病院1Fロビーで演奏させていただきますので、多くの方々にお越し頂ければ幸いです♪♪♪ 桐朋の大先輩でもある川畠さんは、素晴らしい演奏はもちろんお人柄もとっても素敵な方で、様々なエピソードや楽しいお話を沢山してくださり、お話好きな私には嬉しい限りです!そして この度のプログラムはフランスに縁のある作曲家でまとめたものとなっており、フランクのヴァイオリン・ソナタはとにかく大好きな曲でずっと前から弾いてみたかった一曲!この度勉強する事ができてとても嬉しかったですし、ホールでどのような響きになるのか(ちょっと怖いけど^^;)本番が楽しみです。お盆を過ぎてから一時涼しくなったものの、再び蒸し暑い日が戻ってきています。気温の変化の激しい時期ですので、くれぐれもお体お気をつけて。。皆様にお会いできるのを楽しみにしております♪♪

      ≪プログラム≫

        モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタKV304 ホ短調

        フランク   :ヴァイオリン・ソナタ

        ラヴェル   :鏡より ”悲しい鳥”“道化師の朝の歌”

        マスネ    :タイスの瞑想曲

        グノー    :アヴェ・マリア

        ラヴェル   :ツィガーヌ

 

≪音楽の贈り物≫21.07.2011

先日日本へ帰ってまいりました!これぞ日本の夏といわんばかりの湿気のすごさにバテ気味ですが・・約2カ月近い日本滞在を満喫したいと思っております♪さて、微力ではありますが“音楽”によって一瞬でも心が和らいでくれたら・・という思いから、「音楽の贈り物」と題し、前回上山市体育文化センターで共演させて頂いた、チェリストの中木健二さんと7月28日に船橋で、8月5日に名古屋でチャリティコンサートを行います。また岩手の被災地でも中学生を対象とした演奏会などを予定しており、私たちにできる“音楽”で、少しでも元気になっていただけたらこれ以上嬉しいことはありません。この夏、皆さまとお会いできますことを心から楽しみにしております。

          ♪7月28日(木)19時~ 船橋きららホール

                  お問い合わせ ㈱伊藤楽器 弦楽器工房 ℡047-420-203

                          ♪8月5日(金)19時~  5/R HALL&GALLERY(名古屋・今池)

                                   お問い合わせ 5/R Hall& Gallery ℡052-734-3461

          

≪ドイツでの演奏会≫06.07.2011

先月15日、ドイツのニューンベルグ近くの町で演奏会がありました。正式にはニューンベルグ(Nurnberg)ととても名前の似ているノゥンブルグ(Neunburg)という山間の小さな町です。パリから電車でシュトゥットュガルトを経由しその後2度乗り換えての約8時間の旅。電車に揺られながら「昔は月に一度こういう旅をしていたんだな」と、イタリアで学んだ日々を思い出していました。あの4年間のお陰で旅にはすっかり慣れたようです。最終目的地に到着すると、今回のオーガナイザーであるドイツ人女性が駅ホームで待っていてくれました。彼女の運転する車で今回の滞在先である彼女のご実家へ。美しい緑が果てしなく続くその風景は、忙しないパリから一変し別世界へ来たようでした。さて、演奏会の会場となったのはある高校の音楽室。その高校は丘の上にあり、町から少し離れていて人の気配も全く無かったので「今夜お客さんは来てくれるのか!?」と直前まで心配しながらいざ本番!ドアを開けるとその心配をよそに、会場いっぱいのお客様が迎えてくださいました。その日はとても暑い日で、さらに人の熱気で室内の気温も上昇。エアコンなどの設備も無いため、とにかく蒸し暑くて休憩時間には窓を全開し換気をしながらの本番でした。ピアノは新品のスタンウェイで、なんと4年間に渡るプロジェクトの末先日購入されたばかりとのこと。まだほとんど弾かれていないピアノだった為に音は若かったですが、丸みのあるとても柔らかな音色で、弾けば弾くほど変化する音に夢中になり本番ギリギリまで弾いていました。今回のプログラムの最後は、ずっと憧れ続けていつか弾いてみたいと思っていたシューマンの交響的練習曲。その難曲に取りかかるのが恐れ多く、いつも取りだしては止め少し練習しては止め・・を繰り返してきたのですが、せっかくの機会なので挑戦してみようと思い切ってプログラムに入れてみました。技術的にも次々に高度なテクニックを要され、それを超えてドラマティックで壮大で華やかなこの音楽を表現するのは至難の業です。苦労しながらも、大好きなこの勉強している時間は幸せでした。(これから勉強していけばいくほど、こんな事は言ってられなくなるのでしょうが・・・笑・)またいつかリサイタルで演奏出来たらと思います。そして演奏会中のちょっとした出来事。1曲目のスカルラッティのソナタが始まってすぐ、ふと視界に入ってきた前列のお客様の足。なんと足でリズムを取っているではありませんか!曲が変わりトルコ行進曲になるとそれは激しさを増す一方!!! 楽しんでくださっていたようなので嬉しい悲鳴なのですが、さすがに集中力が遮られてしまい「集中!集中!」と自分に言い聞かせながら、意識をそらすのが大変でした^^;以前、有名な方の演奏会で、そのピアニストがスカルラッティのソナタを弾き始めると、客席のどこからかなんと5拍子をカウントしているメトロノームの音が!!ざわつきながらも誰も止めることはなくしばらく鳴り続け、「さぞ演奏しづらいだろうな・・」と気の毒に思いながらも、動じることのない素晴らしい演奏にいつしかその事を忘れていました。コンサートでは何があるかわからないですね。それでも音楽は「時間芸術」なので、どんな事があっても弾き続けなければいけません。一つ一つが経験です。

 アンコールも弾きおわり演奏終了後、花束と(さすがドイツ!)陶器で作られたジョッキを頂き、心温まる雰囲気の中無事演奏会を終える事が出来ました。来てくださったお客様との楽しい時間。言葉は通じなくてもこうして音楽を通して気持ちが通ずるようで、改めて音楽の力は偉大だなと感じました。出会いをもたらしてくれる音楽に感謝です。PS.滞在先のお宅には野菜やフルーツが何でも採れる大きなお庭があり、練習の合間にはオーガナイザーの友人と真っ青な空の下お昼寝!聴こえてくるのは、鳥のさえずりのみ。最高に贅沢な時間でした♪♪

 

≪ラデュレのお部屋≫30.06.2011

前回のブログでちらっと話題が出た「弾きあい会」。普段はレッスン室で行われたり、フランスの巨匠・コルトーが弾いたピアノのあるサロンなどでも行われるのですが、前回はこちらのお部屋(写真右上)でした。私たちの間で「ラデユレの部屋」と称しているこのお部屋。装飾や色合いがとてもラデユレのお店と似ているんです。ラデユレと言えばマカロンで有名ですよね。そしてマカロンと言えば2007年に一躍話題となった映画ソフィア・コッポラ監督の「マリーアントワネット」。この映画に出てくる衣装やお菓子はこのラデユレのマカロンカラーをイメージしたと言われていますよね。でもこの色とりどりのマカロン、オリジナルはこんなシンプルなもの(写真右下)だったのです!味もシナモンがよく効いていて、クッキーに近いでしょうか。それにしてもラデユレの部屋とこのラデユレの箱の色合いもよく似ていませんか?^^  

 

 

 

 

 

 

≪音楽の鳴り響く夜~La fete de la musique(音楽祭)~≫ 21.06.2011

しばらく更新が滞っており大変失礼しました><一時帰国していたり、こちらで本番があったりでバタバタしていて2カ月近くご無沙汰になってしまいました。。。気づけば今年度ももう終盤で学校は試験シーズン真っ只中です。試験の為の弾きあい会が年々増えているうちのクラスですが、今年も毎週末のように行われ、私は試験がないものの演奏会前に練習の為に何度か弾かせて頂きました。普段、演奏会をイメージしながら一人自宅で練習していますが、やはり人前で弾くことに勝るものはないですね。課題が浮き彫りになりますし、曲の間の取り方や体の動きを学ぶ事ができるので、このような機会が多くあり本当に有難い事だなとしみじみ感じました。先日演奏会でドイツに行ってきたのですが、その模様はまた後日!!

 さて只今夜中の12時。窓を開けると、色々な方向から音楽が聴こえてきます。そう、今日はLa fete de la musique (ラ・フェット・ドュ・ラ・ミュージック)と言って、“音楽を楽しみましょう!!”の日です♪1982年6月21日から開催されていて、今年は30周年!クラシック、ブルース、シャンソン、コラール、ジャズ、現代音楽、伝統音楽、ロック、ヒップホップと音楽好きな人々により、町の広場や路上、至るところで様々なジャンルのライブが行われます♪どの地区でどのジャンルが演奏されるか、また有名なアーティストがどのホールで演奏されるのかを音楽雑誌やウェブサイトでチェックする事ができ、気軽に好きな音楽の奏でる場所に足を運び楽しめる、音楽ファンにとっては最高のひと時です。一晩中お酒を片手に音楽を聴いたり踊ったりで大盛り上がり!深夜になるほど酔っ払いも増えるので要注意ですが・・・(^^;)時代の移り変わりとともに動く音楽。30年前のこの日にどのような音楽が街中で演奏されていたのか、聴いてみたいものです♪

 

≪春の訪れ≫28.04.2011

 1年の中で最も美しい季節がやってきました!4月に入ったとたん空の青さと太陽の日差しが変わり、先週のバカンス中は夏の様な暑さに;;;四季の中でも短い「春」と「秋」。今週1週間は少し肌寒いようですが、この後あっという間に夏になります。爽やかなこのひと時を味わいたいと思います♪

先週友人と訪れた“le Jardin Des Plantes de Paris (パリ植物園)”。残念ながら桜はもう散っていましたが、色彩やかな花々があちこちに広がりとても美しかったです。休日は親子連れでいっぱいだそう。お散歩には最高ですね!昨年何度か弾いたシューマンの歌曲「春の訪れ」。暗くて寒い冬を終え、空を見上げて春がついに来た!と喜び溢れる一曲です♪初めて演奏会で弾いた時は真夏の暑い日でしたので(笑)、今のこの気分のまま演奏できたら少し変わるはず?!

 

 

 

≪あれから一カ月が過ぎ・・・≫22.04.2011

東日本大地震から1カ月が過ぎました。あの日以来世界が一変した様で、これだけ毎日ニュースを見てもこれは夢なんじゃないかと信じられない自分がまだどこかにいます。今でも続く数多くの行方不明者の捜索活動、避難所で生活をされている方々、物資不足やライフラインの復旧が遅れている中で生活を余儀なくされている方々、その上度重なる余震に原発問題。2月末に演奏会をさせて頂きました上山市体育文化センターにも原発の避難指示が出された福島から避難されている方が多くいらっしゃると聞き、一瞬にして変わってしまった状況に言葉がありません。そして皆さまがどれほどの恐怖を経験され、不安とストレスの中生活をされているのかと思うと想像を絶し、胸がいたむばかりです。

こんな状況の中で ご自身が被災に遭われながらも「前向きに生きよう」とがれきの撤去や捜索活動に加わっている方々や、物資の提供、炊き出し、お風呂や美容室のサービス、医師・歯科医師によるケアなど各方面で「自分たちが出来ることを・・・」と動いていらっしゃる姿には胸をうたれます。音楽家も自分たちにできることで日本の力になりたいと、パリ市内でも先月から多くのチャリティーコンサートが行われています。私もクラスメイトによるコンサートで義援金をお願いしました。コンサートの前にお話しをさせて頂いたのですが、お客様は親身になってメッセージに耳を傾けてくださり、会場内の想いが一体となったのを感じました。小さなこと一つ一つが繋がれば大きな輪となり皆さんの元へ届くと信じています。今世界中が一つになって日本を応援しています。多くの方からの励ましのお言葉に、どれだけ日本が愛されているのかを改めて感じ、日本の為に支援してくださっている皆様には心から感謝の気持ちでいっぱいです。

どうか被災された皆様、希望を失わずにこの苦難を乗り越えてください。そして日本に一日でも早く心休まる日が来ますように・・・

 

≪東北地方太平洋沖地震≫ 15.03.2011

 大地震から4日。日に日に明らかになる被害の大きさと目を疑う光景。そして未だ続く余震・原発への恐れ。どれほどの恐怖を味わっているのだろうと思うと胸が張り裂ける思いで、ただただ祈るのみです。どうか一日でも早く安らげる生活が戻りますように。一人でも多くの方が助かりますように。そして亡くなった多くの方々のご冥福をお祈り致します。

 

≪雪の残るふるさと上山での演奏会を終えて≫07.03.2011

 約3週間の日本滞在も嵐のように過ぎ去り、先日パリに戻ってきました。お陰様で2月27日に行われた上山市エコーホールでの演奏会を無事終えることができホッとしています。まだまだ寒さの残る中、心配されていた天候も当日は快晴!お陰で気持ちも晴れやかにホールへと出発しました。エコーホールでのリサイタルは一昨年夏以来でした。前回の事も鮮明に覚えていた為、もうあれから2年経ったのかと色々思い出しながらステージ上でリハーサルをしていました。今回プログラムを考える際に「音楽を幅広く楽しんで頂けるように」と思い、バロックから近現代と様々な時代の曲を選択し、また今回はピアノソロに加え、室内楽で以前から共演しているチェリストの中木健二さんをお迎えして、ピアノとチェロのデュオも取り入れさせて頂きました。ピアノ曲もそうですが、チェロの曲にも素晴らしい作品が沢山ありますよね。その中の一つでいつか演奏してみたいと思っていたラフマニノフのピアノとチェロのためのソナタ。(特に3楽章が弾きたかった!)最高に美しいハーモニーは郷愁にかられる雪景色を思わせ、最終楽章では春の兆しを感じさせる高揚感たっぷりで華やかに終わる超大作です。雪国山形での2月末の演奏会とお話を頂いた時にこの季節にもぴったりではないかと、プログラムの最後に選びました。曲は素晴らしいですが!ピアノパート・・ラフマニノフの手の大きさを物語る音域の広さ、そして超絶技巧に苦労しました(^^;) 私の手は小さい方ではないですが、それでも「手がもっと大きかったら・・・」と何度思った事か。

リハーサルでは、調律師の方に入念にピアノとチェロの位置を確認して頂きました。場所によってホール内に響く音が全然違うのですよね。ピアノをステージ前方に持ってきてみたり中央にずらしていただいたり、チェロの中木さんも色んな場所で弾いてみて響きの良いところ、ピアノとのバランスがより良い位置を何度もチェックしました。結果、前半ソロの位置と後半デュオの時のピアノの位置を変えて演奏しました。1~2cmのわずかな差で音色までもが変わるのですごい事です。

いざ本番!ホールに入った瞬間、フワ~っとしたとても和やかな空気を感じそれに助けられて幸せな気持ちで演奏できました。何度舞台に上がってもとても緊張しますし、同じ状態での本番というのは二度となく一回一回が違います。どんな状態でもその時の音楽を楽しみ、聴いてくださる方々とその時間を共有できれば嬉しく思います。そしてまたこの機会に学んだことを次に生かし、より良い音楽を目指しさらに精進してまいりたいと思いますので、これからもどうぞよろしくお願い致します。

ポスター・チラシやプログラム制作から始まり、本番直前まで本当に多くの方々の支えとご協力のお陰で一つの演奏会が成り立ちます。この度「国際ソロプチミストかみのやま10周年記念事業」の貴重な機会を頂きまして、当日までお世話になりました会員の皆様、そしてコンサートに携わった全ての方々に大変感謝しております。本当にありがとうございました。

 

 

《雪景色》22.02.2011

数日前に、地元山形に帰省しました♪ 一面銀の世界・・とはいきませんでしたが、それでも雪に覆われた山々や白く彩られた町の景色はなんとも風情があって美しいです。昨日は用事を済ませた後、少しお散歩。幼少時毎日のように遊びに出かけた家の横の公園内を通って帰ってきました。ここは少し高台にあるので、町が見渡せます。左前には蔵王山。公園内に設置されている足湯で、おばあちゃんが1人休憩していました。地元に戻ってホッと一息。のんびり流れている穏やかな時間に癒されています♪♪今日も快晴!27日の演奏会当日も晴れますように! 写真は月岡公園ないに建つ上山城(かみのやま城)です。

 

 

≪演奏会≫09.02.2011

皆さまその後お元気ですか??前回の日記より約1カ月が経ってしまいまして、大変失礼いたしました。。。。1月は演奏会の為のチェリストとの合わせや、レッスン、また多くの演奏会に行ったり、家の中の配管修理などなど・・年が明けてからあっという間に1カ月が過ぎてしまいました。今年に入って立て続けに家の中で問題が発生し、修理が続きました。一回は私の留守中、バスルームが水浸しになり下の階に水漏れ。運良く、下のお部屋まで水浸しになるとか下の天井や壁紙が剥がれ落ちるということは無かったようなので大事に至らなくて良かった・・とホッと一安心。ある知人のお宅では日本から帰ってきたら、上階からの水漏れにより3部屋水浸し状態だったことがあるようで、そうなったら悲劇です;;この街は古い建物をそのまま残し、修復しながら使用しているものが多いので、“修理”というのは日常茶飯事です。が・・その度に業者さんにお願いするのもなかなか大変なのです。前回は約束の時間になっても現れず、1時間待って電話してみると「今日は修理に必要な材料が買えなかったから行けない。」の一言。結局残る2か所は3月まで延期です。今のお部屋に引っ越しをしてから5年ほど経ちますが、その間大がかりなものではブレーカーやバスタブ下の配管の修理、キッチン台を丸ごと取り替える工事など結構行ってきて少し落ち着いたと思っていましたが、最近またポロポロ出てきました。友人達の間でも「ここが壊れた・・・」「水が漏れてた」など話はよく聞きますし、こればかりはしょうがないですね。

それから先月行った多くの演奏会!!私が前回日本にいた時期にも聴きたい演奏会がいくつかあって残念ながら行けなかったので、1月は出来るだけ行きました(*^^)シンフォニー、室内楽、ヴァイオリンコンチェルト、ピアノソロ、そしてオペラまで。やはり生で演奏を聴くというのは良いですね。演奏者の呼吸そして空気を肌で感じ、非現実の世界に引き込まれます。良い音楽を沢山聴けて頭も気持ちもリフレッシュできましたし、刺激を受けました。

そして、もう少し先だと思っていた地元でのコンサートもいよいよ近づいてきました。

♪2月27日(日)16時~ 上山市体育文化センターエコーホール

                  ~国際ソロプチミストかみのやま認証10周年記念コンサート~

      ≪ プログラム ≫

            スカルラッティ:ピアノソナタ  L.21  K.162 ホ長調

                              L.14  K.492 ニ長調

             モーツァルト:ピアノソナタ  第11番 イ長調 K.331  ≪トルコ行進曲付き≫

             ドビュッシー  :前奏曲第1巻より“亜麻色の髪の乙女”

                     :ピアノのために

             クライスラー :愛の喜び

                フォーレ :夢のあとに 作品7-1

              ラフマニノフ  :チェロとピアノのためのソナタ ト短調 Op.19

 前半はピアノソロ、後半はチェリストの中木健二さんをお迎えしてデュオの曲を演奏させて頂きます。聴きやすく楽しいプログラムですし、昨年映画「おくりびと」で一躍話題になった地元上山で、映画の中でも演奏されたチェロもお楽しみ頂ければと思います。

皆さまにお会いできるのを今から楽しみにしております♪♪♪

 

 

 

≪2011年を迎え≫11.01.2011

遅くなりましたがあけましておめでとうございます。昨年は多くの方々に応援して頂き、お世話になりまして大変感謝しております。友人達と大盛り上がりで年越し、新年を迎えました。昨年は一つ本番が終わると次の本番へ向けて・・・と、とても充実した日々を過ごし、いつも以上に時の流れを速く感じました。オーケストラとの共演、デュオやトリオなどソロだけでなく他の演奏者の方々との共演の機会も多く、多くの事を学ばせて頂きました。そして、何より音楽の楽しさを改めて実感した一年でした。今年も音楽を通し皆さまと素敵な時間を共有できれば幸せです♪今年もどうぞよろしくお願いします。

写真は日曜の朝シャンゼリゼ劇場に演奏会に行った後の一枚です♪最近は寒さが少し和らいでいて過ごしやすくなっています。

 

≪長野県上田高等学校≫ 28.12.2010

 相変わらず極寒が続いています><凍みるようなこの寒さに、外出時には何枚も重ね着し帽子にマフラー&手袋と出来る限りの防寒をしています。雪国で育った私は、一面銀色の雪景色が大好きでよく窓の外を眺めていたものでした。雪が地面に落ち重なり積もっていく様子を見ていたり、また大粒の雪が空から降りてくるのを下から見上げていたり。外に出てまだ誰も足を踏み入れていない新雪の上を歩いた時の感じや音も好きでした。こちらでは雪はちらちらと降るものの積もることがないので、そんな光景が少々恋しくなっています。とはいうものの隣国ドイツでは大雪で寒さもフランスの比にならないようですし、他国でも交通機関に影響も出ているようで、「雪景色が恋しい・・」などと言っていたら怒られそうです;;さて日記が前後してしまいますが、先月の日本滞在中の様子の続きを・・・。須田先生が出演された“室内楽をたのしむ演奏会”後、一緒に演奏会に行った叔母たちと音楽の話で盛り上がりながら楽しく食事をしていたところ叔父が一言「明日一限目の授業で生徒達の前でピアノを弾いてくれないかな?」。音楽教師である叔父のはからいで急遽高校の音楽教室で弾かせていただくことになりました。

 叔父が勤めている長野県上田高等学校の校舎は、上田藩の藩主館跡に建てられているそうで、その上田藩主居館表御門をそのまま残されて現在の校門にされたということです。なんとこの門の前にはお堀が!この門の先に高校校舎があるなんて誰が想像するでしょう。なんとも風情のある門構えです。(この門や塀、お堀は上田市の文化財に指定されているそうです。)その門をくぐると大きな校舎が構えられ、教室に着くと一限の授業が行われていました。今回授業の終わりに飛び入り参加のような形でしたが、生徒のみなさんは純粋な眼差しで迎えてくれて、とても集中して演奏を聴いてくれました。懐かしい学校という場の雰囲気、昇降口、木製の勉強机が並ぶ教室、チャイムの音。校内を歩きながらふと昔を思い出し気持ちが和んだひと時でした。有難うございました!

 さて、2010年も残りわずかです。とても風邪が流行っているようですので、みなさんくれぐれもお気をつけて、素敵な年越しをお迎えください(*^^)

 

 

≪寒かったクリスマス。。。☆≫ 27.12.2010

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

≪Joyeux Noël!!≫ 25.12.2010

☆☆☆☆☆Je vous souhaite un merveilleux Noël!☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

☆☆☆皆さま 素敵なクリスマスをお過ごしください☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

 

 

 

 

≪長野県上田市へ≫ 22.12.2010

東京での演奏会後、長野県上田市に行きました。目的は恩師である須田真美子先生が出演される室内楽の演奏会!!なんと偶然にも、上田市には伯母家族が住んでいるので、数ヶ月前に出産を終えた従姉妹と赤ちゃんとの対面を果たすこともできました。 これまでも多くの著名な演奏家が出演されているこのシリーズ、“室内楽をたのしむ会”の100回記念コンサートは、上田市文化会館ホールで行われました。今回プログラムのメインにはシューベルトの「ます」を演奏されるとのことで、先生の「ます」を絶対聴きたい!!と、この日を待ち焦がれていました。とてもエレガントな須田先生。先生の音はもうとにかく美しくて艶があって、先生が演奏されるとその作曲家の感情や曲の情景が目に浮かんでくるのです。これまでの数々の演奏会も脳裏に焼き付いています。私は小学校5年生の時からお世話になっていますが、留学してからもご自身が経験されたことをもとにアドバイスをくださり、親身になって励ましてくださいます。先生の音楽を聴きながら、私もほんの少しでも近づきたいと、エネルギーを沢山頂きました!!!共演された、丁 讃宇氏(ヴァイオリン)、川口幸子女史(ヴィオラ)、 山岸宜公氏(チェロ)、そして徳高宏行氏(コントラバス)の皆様も素晴らしく、また会場中を沸かせる楽しいトークもありとても素敵な演奏会でした!!!!有難うございました!演奏会後は余韻に浸りながらお食事へ。

 

≪表参道カワイでのリサイタル≫ 14.12.2010

去る11月30日、お陰さまで東京・表参道カワイのサロン・パウゼでのリサイタルが無事に終わりました。お越しいただきました皆様ありがとうございました。私がまだ東京に住んでいた頃何度か訪れたこのホールですが、リニューアル後は今回が初めて。今となっては以前の姿が思い出せないほど見事に生まれ変わったこのホールに思わず歓声をあげてしまいました。そして音色やタッチが軽やかで美しいピアノと共に、以前この場で演奏された恩師の先生と同じステージにたてることをとても光栄に思いました。東京での初リサイタル。この日の曲目は、エコールノルマル音楽院の最高過程ディプロム試験に演奏した、シューマンのピアノソナタ2番とリストのスペイン狂詩曲を中心にプログラムを組みました。どちらもとても思い入れのある曲で、弾く度にディプロム試験当日まで悩みながら学んでいた日々が甦ります。お客様の中には桐朋時代以来私の演奏を聴いたという方も多く、数年ぶりの再会に嬉しさと懐かしさでいっぱいでした。こういう人との繋がりを持たせてくれる音楽に感謝です。どんなに弾き慣れた曲でも毎回ステージで弾く度に違い、多くの発見があるので一回一回がとてつもない経験だなとしみじみ感じます。演奏会当日は、まだ付く予定ではなかった表参道のイルミネーションが束の間点灯するというサプライズもあり、また来てくださった皆さまの温かい空気に支えられ無事に終えることができました。当日まで大変お世話になりました先生方、またKAWAIの皆さまに深く御礼を申し上げます。このような機会を頂きましたことに大変感謝しております。本当に有難うございました。

 

 

 

≪冬のパリへ≫11.12.2010

紅葉が美しかった日本から戻るとこちらはすっかり冬となっていました。実は日本で風邪をひいてしまい、パリへ戻って数日寝込んでいました。。その間、1日中吹雪という珍しいこともあり寒い日が続いております。こちらでは雪が降るということがあっても、1日中降り続けることも積もることも珍しく、地元山形の雪景色が好きな私としては、いつも物足りなさを感じています。ということで数日前の吹雪の時には、カーテンの隙間から見る光景が「ここどこだっけ?パリじゃないみたい・・」と不思議でした。寒波到来です;; 風邪も大分良くなってきたので、日本で帯在中の出来事を少しずつアップしていきたいと思います♪ 写真は地元上山城と駅に飾られていた干し柿でできたのれんです♪

 

 

 

≪お気に入りのお店 その2≫ 18.11.2010

この街の中で最も好きな場所、ノートルダム寺院の近くにあるビストロ “Café de la Tourelle”

堅苦しくなく、レトロな雰囲気とお手頃なお値段でおいしくフレンチがいただけるのでお勧めです♪

昨日は友人のお誕生日だったので、久しぶりに皆で行ってきました♪♪店員さんもとても親切で店内もこぢんまりしていて賑やか過ぎないので、居心地も良く皆で大満足で帰ってきました。“予約”は受け付けてなく、昨夜は5名だったにも関わらず運良く1テーブル空いていましたが、週末は早めにいかないと満席かも?! 

“Café de la Tourelle” 5 rue Hautefeuille 75006 Paris  

                                                                                                           Tel) 01 46 33 12 47        Metro) St-Michel

 

 

≪雨≫10.11.2010

ここ数日、不安定なお天気が続いていました。こちらでは一日中雨が降り続けるというのは珍しいことのような気がします。降っては止み、降っては止み。早送りの映像を見ているかのように、空模様が一瞬にして変化することがあるので面白いです。そんなわけで天気予報もなかなかあてにならず、傘を持たずに外出し大変な目に遇うこともしばしば^^; こちらではこの変わりやすい天気に慣れているようで、「すぐ止むだろう」と雨が降ると軒下で雨宿りをしている人々をあちらこちらで見かけます。今回もこの写真を撮った5分後には快晴となっていました。 “晴れ”の日も良いですが、フランスの建物の色と“雨”も調和し、より街が幻想的に見えて好きです。   明日11月11日は第一次大戦休戦記念日で祝日です。

 

 

≪今日から冬時間&演奏会のお知らせです♪≫  31.10.2010

今日から冬時間。日本との時差が8時間になります。ハイテクノロジーの携帯や時計は自動的に時間設定が変わるらしいですが、私のはとても古い携帯なので、自分で時計の針を1時間戻しました。夏時間は、3月の最終日曜日の午前2時から10月の最終日曜日の午前2時まで。ということで、昨日夜中2時に冬時間に変わったというわけです。冬時間への変更の時には1時間得するので、万が一駅に行って時刻を間違えても「あ、1時間早かった」で済みますが、逆なら大変ですよね;; 前回のフランス語のレッスンの時には先生が、先週の日曜日が時間の変更と思い込んでいて、12時のレッスンにいったら「ミホ、どうしたの?まだ11時よ?」と。こんなことはよくあります♪ この日に移動する時には十分に注意しなければいけません。

 さて約1カ月後、11月30日(火)19時より表参道カワイ2Fパウゼにてトレモロ会主催サロンコンサートに出演させて頂きます。

 プログラムは以下の通りです。

 ≪プログラム≫     

 シューマン     :シューマン歌曲集リスト編曲より 

   /リスト   “春の訪れ”  “ただ憧れを知るもののみが”

 シューマン  :ピアノソナタ第2番 作品22 ト短調

 ドビュッシー :ピアノのために 

          前奏曲、サラバンド、トッカータ

       リスト   :”2つの演奏会用練習曲” 1.森のささやき 2.こびとの踊り

              :スペイン狂詩曲

 ご来聴頂けましたら幸いに思います。 チケットのお問い合わせは、こちらのCONTACTよりご連絡ください。  皆さまにお会いできますことを、今から楽しみにしております♪♪

 

≪一年越しに・・≫28.10.2010

フランスにセキュリテ・ソシアル(Seculite Sociale)という社会保険があります。これに加入すると病院や薬局で支払ったお金の約70%が払い戻しになり、加入後に届くカード“カルト ヴィタル(Carte Vital)”は国籍、生年月日、性別等が登録されている為、身分証にもなります。音楽院や仕事先に提出の書類や、コンサートを行う時の契約書にもこのカード番号を記入する事が多々あります。26歳までの学生は音楽院で手続きできますが、27歳以降は最寄りの保健所に行き、自分で更新手続きを行わなければなりません。学校で登録していた頃にこのカルト・ヴィタルを受け取り損ねていた為、改めてカードの申請手続きとその保険の更新手続きに行ったのが昨年10月。それから何度も何度も足を運び、対応してくださる方によって言うことが異なることに振り回されたり、不親切な対応に嫌な思いをしたり、一度送った書類等も2~3度送り直したり・・。もう半ば「このままいつまで経っても届かないんじゃないか。」と期待もしていませんでしたが、昨日一年越しにカードが届きました!!丸1年。長かった~~。それを話したある友人は「私は3年カード届かなかったよ。」と一言。留学生活で対応の遅さには大分慣れてきたと思っていましたが、まだまだのようです^^; 写真)内容とは関係ありませんが、晴れた日のサン・ルイ島です♪

 

≪ショパン ゆかりの地めぐり≫24.10.2010

ここ1~2週間で急に冷え込み、冬の寒さが続いています。「今年は100年に1度の寒さなんでしょ?!」と言う友人もいますが、この夏同様異常気象ですね;;10月でこの寒さでは先が思いやられます。。

 さて、数日前まで母がフランスに遊びにきていました!当初の目的は前回のブログに書いた演奏会を聴きに・・・という事でしたが、来年に延期となった為(それも母の出発3日ほど前に知らされました;;)、今回は何も予定を立てずにのんびり滞在。なかなかこんな機会も無い為、イタリアに行ってみようかイギリスに行ってみようかと色々話していたところ、フランスで無期限ストライキが始まってしまいました。ストライキになると仕事を休んでデモンストレーションに参加する人々のため、交通機関にも影響が出てしまいます。完全に電車が無くなってしまう事は無いですが、5本に1本の割合になったり予約していた特急列車がキャンセルになったりするので、遠出するのをやめて国内で過ごしました。パリでは市内観光とショパンのゆかりの地めぐりを。地図を片手に市内をぐるぐる廻りました@@

ショパンがパリに来て初めに住んだアパート(現在は“ショパンが住んでいた家”と書かれたプレートと玄関部分しか残っていませんが・・)、その後2箇所住まいを変え最後ショパンが亡くなったアパートへ。最後のアパートは高級宝石店や高級ホテルが立ち並ぶヴァンドーム広場にあります。当時は高級住宅街だったそうです。どの家も中に入ることはできませんでしたが、それらの家の前にたたずみショパンがそこにいた事を想像すると、何とも感慨深いものがありました。彼がこの地で成功を収めていった足跡を垣間見ることができたような。。

*ショパン最後のアパート。現在は“CHAUMET(ショーメ)”という高級宝石店になっています。

右)ショパンの最後のアパート敷地内。左奥1階にショパンの部屋があったと言われているそうです。

左)門をくぐってすぐのところにある階段。

(一枚目の写真は、ショパンの最後の家があるヴァンドーム広場です)

今日から11月1日の“Toutssaint(諸聖人の祝日)”の為のプチバカンスです。新年度が始まったかと思うともうバカンス!何とも休みが多い国です。

PS.“PHOTOS”に写真を何枚か追加致しました♪

 

 

 

 

 

≪レッスン後Caféから≫08.10.2010

予定されていた来週のコンサートがなんと急にキャンセルになってしまいました!!主催者側の手違いで他の室内楽のグループが入っていたようで、私達は来年度に・・・ということになったのです。こちらでは演奏会のキャンセルや変更等はよくありますが、数日前連絡を受けた瞬間は気が抜けてガックリ。プレイエルホールで弾ける!というのでとても楽しみにしていたのですが、来年までおあずけです。

 さて今日、エコールノルマル音楽院でのレッスンの帰り道学校近くのCaféで一休み。道路を挟んだ向かい側はドビュッシーの住んでいた家です。ここで彼が完成させた唯一のオペラ「ペレアスとメリザンド」が書かれました。こういう場面に触れた時作曲家達が実在したことを実感しますね。

ドビュッシーが歩いていたであろう家の付近。

さて明日はサロンコンサートで今勉強しているラフマニノフのチェロとピアノの為のソナタを弾いてきます♪

Bon week-end!  みなさん、良い週末を!!

 

 

≪ Nuit blanche(ニュイ・ブロンシュ)≫ 03.10.2010

 10月に突入しましたね!2010年も残りあと3カ月です。日に日に風も冷たくなり初冬を感じていたのですが、今日は打って変ってとても暖かい一日でした。私は、シャツ1枚にトレンチコートで外出しましたが、半袖で歩く人々もちらほら見られるほどでした。数日前の夜にはとても寒くて暖房をつけたのに・・・気温の差が激しい毎日。みなさん、体調にはくれぐれもお気をつけくださいね。

 さて、今月1日には無事に滞在許可証の更新をしてきました!今年から手続きの場が変わり、そこがあまり治安の良くない区域だと友人たちに聞いていたので、身なりに気をつけて出向きました。行きの電車でドキドキしながらも無事現地に到着し、受付前の列に並んでいると、前では喧嘩している人が数名。予約無しで来てしまった人、書類に不備があるが何とか言いわけをしている人、中には涙を流しながら訴える人も。。。受付のおばさま方の表情も険しくなる一方で、毎年見ている光景に慣れてはいるものの、やはり気分が良いものでは無く徐徐に緊張が増していました(^^;)私はとにかくこの日の為に、念には念を入れ書類の準備をしていたので、書類を提出したら5分もかからずOK! あんなに不安がっていた事が嘘のように、あっという間に手続きは終了しました。今回受け取ったのは仮の滞在許可証なので、1ヶ月後にまた正式の滞在許可証を取りに同じ場所へ行かなければならないのですが、今年も無事に更新することが出来てホッと一息です。

 そして2日夜から3日朝にかけて、≪ Nuit blanche(ニュイ・ブロンシュ)≫が開催されました。Nuit=夜、blanche=白。直訳すると“Nuit blanche”=“白い夜”となります。これはこの日街中に置かれた様々なアーティストの作品や、またモニュメントや美術館までも、夜通し楽しもう!というイベントです。その名残で、今日フランス語レッスンの帰りに面白いものを発見♪エッフェル塔が見事に望むことができるシャイヨ宮殿(パリ万博の会場としてその昔建てられた宮殿です)広場前に、何色ものグレーと黒白のみでできたモノトーンの国旗がズラリと並んでいました!!これはキューバ出身のWILFREDO PRIETOさんの作品で、世界の政治状況を現わしているのだとか・・・。2日夜は“Nuit blanche”に出掛けなかったので、一つでも間近で作品が見られて良かったです♪

 

 

≪快晴の日曜日≫ 19.09.2010

昨夜は友人宅でチョコフォンデュパーティー♪トロトロに溶かしたチョコレートにイチゴ、キウイ、バナナ、アンズそれからマシュマロにポテトチップス、と、女の子ならではの会でした。夏を終えて皆それぞれ日本から戻り、近況報告を兼ねてそしてまた今年度もよろしくねと乾杯!週末は地下鉄の最終時刻が1時間遅くなるという事もあり、ついつい長居してしまいました。

 青空が広がる快晴の日曜日、せっかくなのでどこかにお出かけでもしたいところですが、数週間後に迫ったコンサートの為練習に励みます。“ラフマニノフのチェロとピアノの為のソナタ”。久しぶりの“ラフマニノフ”に、彼の手の大きさを改めて実感中です(^^;)音の跳躍、低音から高音まで幅広く使った和音。「難しくない難しくない!」と自分に言い聞かせながら、毎日指使いに試行錯誤を重ねています。昔はあまり好きではなかった譜読みも今では好きです。もちろん地道な作業で根気や忍耐力は要りますし、初め楽譜を開くと一面音符だらけで、曲によっては気が遠くなるものもありますが・笑・毎日譜面と向き合っていると、一つまた一つと新たなメロディーや和音が浮き出て見えて、日を追うごとに少しずつ曲が立体化していくのが見えて楽しいですね。今勉強中のラフマニノフのチェロとピアノの為のソナタ。壮大でロマンティック、そしてどこか昔を懐かしむような素晴らしい曲です。和声やメロディーの美しさに魅了されながら、今日も練習します!

 また明日から素敵な一週間をお過ごしください♪

 

 

≪パリ、秋の訪れ≫ 15.09.2010

先週パリに戻ってきました。着いた日の気温はなんと11度!!あの日本の猛暑から一変、朝・夕は肌寒く感じるほどです。紅葉も始まり、街を歩く人々もブーツにジャケット着用とすっかり秋モード。といってもこのような過ごしやすい時期も束の間。こちらは一年の中で春と秋の時期が短く、寒い冬を終え暖かい春の陽気が訪れたかと思えば、日に日に太陽の日差しが強くなりあっという間に夏に、暑い夏を終えて涼しい秋の季節になったかと思えば瞬く間に冬になります。今の気候を味わえるのもあとどれくらいでしょうか??

 そして9月は新年度スタートの時期です。こちらへ戻って来て溜まっていた書類の整理、今年度の学校の登録を終え、今は滞在許可証の更新の為準備中です。滞在許可証は海外に住む外国人にとって必要不可欠なものです。滞在許可証と言っても、労働ビザ、就学ビザ、研修生ビザ、ワーキングホリデービザなど種類は色々あります。 学生ビザは一年に一度、◎新年度の学校の登録証明、◎前年度の就学証明、◎住居証明、◎銀行の月々の明細所一年分、◎証明写真、◎パスポート ◎前年度の滞在許可証(全てオリジナルとコピー)を持って警視庁の学生課(というのでしょうか?)に更新に行かなければなりません。パリは外国人が多く住む為、この更新の時期には警視庁の学生課はやや混乱状態。書類の不備で追い返される人、それに腹を立てて喧嘩する人々、不親切な対応に怒りをぶつける人。このような光景も珍しくありません。スムーズに終わる事も稀で、長い時には4~5時間。私は散々待った挙句「今日の受付はもう終わりだから、明日の朝8時半に来て」と言われた事も!!中は緊張とストレスの塊です;;もちろん親切に対応してくれる方もいますが、受付の人によって書類がスムーズに通るかそうでないかが決まるというのが困りものです。いつも「親切な人にあたりますように…..」と自分の番号が呼ばれる間、複数ある受付を見回しては「あの人にあたりますように!!」と心の中で祈っています・笑・さらに今年はその場所がパリの18区という治安が良くない区域に移動になった為、またそれも緊張で・・。無事にビザの更新ができますように・・・!

 こちらの生活に慣れてきたとはいうものの、やはり知らず知らずの間に常に気が張っているようです。日本に居る時の安心感はやはり違いますね~。外国人という立場で生活をする大変さをしみじみ感じますが、これも全て経験ですよね。さて、 新学期スタートです!もうすぐレッスンも始まり来月は室内楽のコンサートがありますので、楽しみながらまためいいっぱい頑張りたいと思います!

 

《余韻に浸る》 27.08.2010

“アフィニス夏の音楽祭 2010山形”がお陰様で無事終了しました。24日の演奏会にお越しくださいました皆様、有難うございました!!!この1週間本当に楽しくて、終わって数日経った今もまだ余韻に浸っています。。音楽は国を超え世代を超えて、人と人の距離をあっという間に縮めてくれますよね。今回集まった演奏家の方々はもちろんの事、アフィニス音楽祭の関係者やスタッフの皆様、また聴きにきてくださった方々と本当に大勢の方と出会い、音楽を共有することができました。公開リハーサルや公開レッスン、そして演奏会♪毎日いたる所で音楽を楽しむことができ、そして素晴らしい演奏家の方々の音を聴いていたいと足を運びました。「こんな演奏が連日聴けるなんて!」と感激の毎日でしたし、共演させて頂いたシュテファン・ヴァーグナーさんには、音楽の表現の仕方や楽しみ方など様々なことを教えて頂き、一緒に演奏している時間が刺激的で楽しくて本当に良い経験になりました。   また、このような方々と気軽にお話出来て交流できたのも皆さんのお人柄のお陰です。本当に幸せな時間でした♪♪♪いつか再会を夢見て!!

  最後にこの度お世話になりましたアフィニス音楽祭の事務局の方々、スタッフの皆様、本当に有難うございました。

※←最後のラップセッション♪♪締めは、チャイコフスキーの弦セレで♪

 

 

 

 

《アフィニス夏の音楽祭 2010 山形!》22.08.2010

 

暑い日が続きますね(><:)熱中症になられている方も多くいらっしゃるようで。。。皆さんもくれぐれもお気をつけ下さいね;;

 さて、私は8月上旬に南西仏の Val d’Isere(ヴァル・ディゼール)で行われたリサイタルを終え、再び帰国しておりました。帰国後息つく間もなく始まった“アフィニス夏の音楽祭2010 山形”!!すごい事になっています!世界の名だたるオーケストラの首席奏者、そして日本で活躍する音楽家の方々が集まり、音楽尽くしの毎日で山形は熱気に包まれています!この音楽祭は、室内楽の名曲を中心に取り上げられており、“ワークショップ”と名づけられた各首席奏者の公開レッスンや、一般公開の室内楽の合わせ(練習)、また山形各地で行われるミニコンサート、ランチタイムコンサートなどなどこの一週間盛り沢山です。

  昨日は山形交響楽団&アフィニス祝祭管弦楽団による合同オーケストラ演奏会が、山形県県民会館で行われました。曲目は、モーツァルト/セレナード第10番「グラン・パルティータ」より、そしてR・シュトラウス/メタモルフォーゼン~23の独創弦楽器のための習作、同じくR・シュトラウス/交響詩「英雄の生涯」が演奏されました。本当に素晴らしかった、の一言でした。多彩な音色、そして演奏者一人一人のパッションが一体となった壮大な音楽が会場一杯に響き渡りました。終始鳥肌が・・こんな音楽が地元・山形で聴けるなんて!!そして私もこの音楽祭に参加させて頂いてます。曲はモーツァルトのピアノ四重奏曲第2番 変ホ長調♪すでにセミナー(公開練習)は3回全て終わり、あと残すところは24日の演奏会です♪♪          

 共演者は、昨夜のオーケストラの中でももちろん弾いてらっしゃった、ハンブルク北ドイツ放送交響楽団・第一コンサートマスターのシュテファン・ヴァーグナーさん、ヴィオラがカナダ出身で兵庫芸術文化センター管弦楽団員のマーガレット・キャリーさんとチェロは大阪フィルハーモニー交響楽団員の庄司拓さんです。指導してくださったヴァーグナーさんは始めから「(ここはこう弾く、と、)決めないで」とよくおっしゃっていました。(もちろん基本的な事は決めていくのだけれど・・)表情のつけ方、音楽の創り方はその時感じたままに表現しそれにお互いが答えていく。お互いにお互いの演奏を良く聴き、相手の演奏に瞬時に応える、そして何かを提示する・・決められた時間の中で様々なスタイルを試しディスカッションをしていくという内容の濃い合わせで、とても楽しく、また良い勉強になりました。(音楽上で)会話したりぶつかりあったり、また複数の楽器の音色が一体化したり。。。室内楽の魅力ですよね。24日の本番が楽しみです♪♪

※24日は山形テルサ テルサホールで19:00開演です。また明日23日も文翔館 議場ホールで19:00よ  り室内楽演奏会が行われます。曲目は、モーツァルト/弦楽五重奏曲第2番、シューマン/ピアノ五重奏曲  変ホ長調、プロコフィエフ/五重奏曲 ト短調、そしてベートーベン/七重奏曲 変ホ長調です。皆さま是非おこしください♪♪

※夜は深夜0時過ぎまで参加者が皆滞在しているホテルのフロアで皆集まってお酒を飲みながら音楽を楽しむ“ラップセッション”が行われます♪♪各自楽器を持ち寄り、その場で声をかけあって弾きたい曲目を演奏♪クラシック以外でも“星に願い”を“津軽海峡冬景色”や“宇宙戦艦ヤマト”まで!笑いあり感動ありで毎度大盛り上がりです(≧▽≦)

しかしお酒飲んだ後の初見は辛い・・・笑・・

       

               一緒にモーツァルトを演奏するマーガレットと食事後♪♪

 

 

 

 

 

≪一時パリへ≫ 30.07.2010

 先日パリへ戻ってきました。成田を発つ便が偶然にもパリに観光に来る友人と一緒で、ちょっと修学旅行気分の楽しい旅になりました♪♪今回の滞在は約2週間。猛暑を覚悟していましたが、シャルル・ド・ゴール空港に降りた瞬間「あら?!涼しい!」。気温も22~3度でしょうか??朝晩は半そででは肌寒いほどです。湿気が無い為、外でも日陰を歩けばまったく問題なく心地よく過ごしています。日本に居ても夜中練習する事が多いため、こちらへ戻って来てもさほど時差ぼけは無いと思っていましたが、体内時計だけはしっかり日本時間になっているようです(^^;)明け方突然おなかがぐーぐー鳴るほど減ってみたり夜になるとお腹があまり減らなかったり。。リズムが良くなる頃また日本へ戻る事になるでしょう・・・。ともあれ、この過ごしやすい気候が少しでも長く続きますように・・・。 写真は今朝6時頃ふと目が覚めた時に撮ったものです♪

 

 

 

《御礼》22.07.2010

去る17・18日、お陰様で無事に山形交響楽団の定期演奏会を終えることができました!指揮者の飯森さんをはじめ山形交響楽団の皆様が温かく迎えてくださり、サポートしてくださったお陰で、ほどよい緊張の中楽しんで弾く事ができました。オーケストラ、特に管楽器やハープにとって超絶技巧と言われるこの曲ですが、山響の皆さん素晴らしかったです!!躍動感溢れる1・3楽章、叙情的で美しい2楽章。オーケストラの音が体全体に響き、一緒に演奏している時間は本当に幸せでした♪2日間ともお陰様で会場はほぼ満席。猛暑の中足を運んでくださった皆様、本当にありがとうございました。恩師の先生方や友人、いつも応援してくださる大勢の皆様が来てくださり、また中学校の卒業式以来再会した先生とは、「美穂ちゃんの中学校の時の登校時の走ってる姿やヒ゜アノの本番直前なのに運動会が大好きで参加している姿など色々思い出した~」と懐かしい話で盛り上がりました!改めていかに多くの方々に支えられてここまできたかを再確認し、感謝の気持ちでいっぱいです。今回の定期演奏会のテーマ”音楽たちの出会いと語らい”のように、同じ時を共有し喜びを感じられることのできる音楽の力はやっぱりすごいです。今回の本番で学んだことを生かし、また次に向け精進したいとおもいます!!数日後一度パリの方へ戻り、8月初めにまた”アフィニス音楽祭”の為に帰国します。日本同様、あちらもかなりの猛暑のようです。クーラーの無いお部屋での練習はまさに地獄ですが・・・(^^::)覚悟して帰ります。 写真:演奏後指揮者の飯森範親さんと♪

 

 

 

 

《黄色いさくらんぼ♪》13.07.2010

前回に引き続き・・・今回は珍しい黄色のさくらんぼ♪♪ 皆さん見たことありましたか??私は今回初めて目にし「黄色のさくらんぼなんてあるの?!」と驚きましたが、赤のと同様とっても甘くて美味しかったです(*^^)いつも山形へ帰ってきて一番に思う事が《水》について。 ①水がさらさらしてる。 ②水道水がおいしい。 ③お風呂に入った時に肌がしっとりする。

これが当たり前の中で育ったので昔は気づきませんでしたが、一歩外へ出て戻ってみてそのありがたみがよくわかります。 こんなおいしい水で作られた果物たちは最高に美味です♪♪♪

 

 

 

 

 

《夏の帰国!》 09.07.2010

先日帰国しました。6月はちょっとした本番やレッスン、合わせが続き本年度最後の月を慌ただしく過ごしていました;;久しぶりのといっても約半年ぶりですが、成田空港を降りた瞬間に体感するモワ~ンとした空気、これぞ日本の夏ですね(^^;)今回はそのまま東京に滞在し、恩師である須田真美子先生のレッスンを受けてきました。大学卒業後も帰国の度にレッスンをして頂いているのですが、先生のおっしゃる一言一言にとても重みがあり、留学先で悩んだ時も先生の言葉を思い出し励まされてきました。今回も素晴らしいレッスンとパワーを頂いて山形に帰ってきました!

実家に帰ってホッと一息。緑とゆったりと流れる時間に癒されています。公園に囲まれている家なので夜中でも練習する事ができ、暑いときにはクーラーもつける事ができて、何て最高の環境なんだろうと再認識しながらあと約1週間後に迫ってきたコンサートへ向け、しっかり練習したいと思います!

                  ♪71718 206回 山形交響楽団定期演奏会 指揮:飯森範親氏                  

                       http://www.yamakyo.or.jp/concerts/

                    17日(土)/午後7時開演  山形テルサホール

                    18日(日)/午後4時開演  山形テルサホール

            プログラム

                  ラヴェル :ピアノ協奏曲 ト長調

 

≪シューマンとショパンを奏でる≫ 11.06.2010

更新が約1カ月滞ってしまいすみません!先月末に演奏会があったこともあり、レッスンや合わせで忙しくしていました。今回は室内楽の演奏会。チェリスト中木健二さんとのデュオリサイタルで、南西仏にあるSerignan(セリニヨン)という町に行ってきました。パリから電車で4時間半。自然豊かで時間の流れもゆったりとした田舎町でした。

 今年はご存知の通り、シューマン&ショパンの生誕200年ということで彼らの曲をよく演奏されていますが、私達もこの2人の作曲家でプログラムを組みました。(以下の通りです。)

             シューマン:アダージョとアレグロ Op.70                                                      

                    :民謡風の5つの小品 Op.102                               

                    :幻想小曲集 Op.73     

                    :3つのロマンス Op.94   

             ショパン :チェロとピアノのためのソナタ Op.65より 第3楽章

                    :チェロとピアノのための華麗なるポロネーズ Op.3

   シューマンの陽と陰が交じり合った情熱的であり、語りかけるような深い音楽。そして、気品と雄々しさが溢れるショパンの音楽。大好きな曲も多いこの2人の作曲家は、同時にこれまでとても苦労した思い出のある作曲家たちです。 チェロとピアノの為のシューマンの曲の中には、原曲はオーボエとピアノ用、クラリネットとピアノ用に書かれたものもあり、どれも本当に美しい曲ばかりでした。また、ピアノ以外の曲をほとんど作曲することのなかったショパン (チェロを使った曲は、チェロとピアノ為のソナタ、チェロとピアノの為の華麗なるポロネーズ、グランドデュオ・コンチェルタンテ、そしてピアノ・トリオです) も演奏することができ、弦楽器で奏でられるショパンはとても新鮮でした。もう少し弦楽器の為の作品を残してくれていたらな~。今回集中的に2人の作曲家を勉強し、あーでもないこうでもないと悩みながらもとてもやりがいがあり、演奏会で弾けたことをとても嬉しく思っています。お客様もとても喜んでくださり、温かい雰囲気の中1日目を無事に終える事ができました。

 2日目は数曲を抜粋してのディナーコンサート。これがちょっと大変でした;;ディナーコンサートというのは、今までも経験したことはあったのですが、通常、食事の前後、もしくはお客様が食事をされている間に演奏という形式ですよね??今回はなんと食事の間に1曲ずつ弾かなければならず、さらに聴いてくださるお客様の横のテーブルで一緒にお食事を・・・というものでした。前菜を頂き「はい、ではここで1曲弾いて頂きます。」、2皿目を頂き「はい、ではこの辺でまた音楽を楽しんで頂きましょう~」と2曲、そしてメインを頂き2曲。もちろん演奏が全て終わるまで目の前に用意されたワインも飲むことができず、、せっかくの豪華なお食事もいまいち味わうこともできず・・・・食べている間に指は冷たくなってしまうし、演奏する側にとってはちょっと厳しかったです(^^;)それでもお客様にお食事&ワインと音楽の時間をとても楽しんで頂けて、とてもアットホームな雰囲気を味わえたので楽しかったです♪

旅先での演奏会の楽しみの一つは何と言ってもその土地のお料理です。今回行った先はお肉もお魚もおいしかったのですが、なんといっても野菜が最高で!とても新鮮で甘みたっぷりで、野菜好きな私にはたまりませんでした(*^^)

 写真は上から、初日のコンサート会場近く。 2枚目は宿泊先近くの川、 3枚目は2日目のディナーコンサートの会場(普段は録音スタジオとなっているところ夜にはおしゃれなサロンと変身していました)、そして最後の写真は野菜のみを使ったお料理です。

 

 

 

 

 

≪ビュット・ショーモン公園≫ 13.05.2010

パリでもっとも大きな公園。ファンタジーの世界の中を歩いているようでした。。パリの街中にこんな場所があったなんて・・

 

 

 

 

 ≪試験シーズン≫ 01.05.2010

こちらは9月から新年度がスタートし6月で終了という事で、4月から試験シーズンがスタートしました。エコール・ノルマル音楽院は4月が最高課程ディプロム試験となっており、それから5月が第4課程~第6課程の予選、そこで通過したら6月に本試験と続きます。私が最高課程ディプロム試験を受けたのは早くも2年前!なんて時が経つのは早いのでしょう!そしてその時審査員にアルゲリッチ氏がいらした事がいまだに夢のようです。先月、クラスメイトの、モルダブ、フランス、ポルトガル出身の3人が受験しました。彼らとはかれこれ4~5年の付き合い。講習会やコンクールに一緒に行ったり、お互いにどんな演奏をするのかも良く知っていて、本番前には演奏を聴いてもらいアドバイスしてもらったりする良き仲間たちです。スランプの時期に苦しんでいる姿も見てきたので、様々な思いが廻り試験会場のコルトーホールで演奏する3人の姿に感激しながら聴いていました。演奏後、皆口を揃えて「震えが止まらない位ずっと緊張していた!」と言っていましたが、各自の個性が良く現れた素晴らしい演奏でした。友人の演奏を聴くことは、他の演奏会に行くのとはまた違った良さがあります。その素敵な演奏プラスその人の本番までの経緯を見ている分、パワーをもらえるような気がするのです。本番はとても緊張しますし、頑張って練習してきた成果をそのまま出せることもありません。弾く本人はなかなか自分で満足できませんが、聴く側になると、演奏を聴いて元気をもらえたりその曲が良い曲だな~美しいなと思えればそれ以上のものはないんじゃないかなと思います。そういった意味においても、今回の友人3人には本当に沢山の感動と元気をもらって帰ってきました♪私も次の本番に向けて頑張ります!     写真はこの試験後友人と行った学校の近くのモンソー公園です。

 

 

≪フランス語のおばあちゃん先生≫ 18.04.2010

 かれこれ3年近くお世話になっているフランス語のMichel Savary(ミッシェル・サヴァリー)先生、81歳。本業は作家さん、そしてマリーアントワネットのスペシャリストです。先生のお部屋は本の山。日本人生徒の間で“おばあちゃん”と呼ばれる先生は、教える事が大好きで毎日生徒が来るのを楽しみにしているご様子♪スイス・ベルン育ちの先生はドイツ語も話すので、今日は今勉強している曲(リードのピアノ編曲)の歌詞のドイツ語→フランス語を教えてもらってきました。学習用ノートもすでにNO.6!進歩はちょっとずつですが、地道に地道に・・・

 

 

 

 

 

≪お気に入りのお店 その1 “O’NEIL” ≫ 11.04.2010

ここは、アルザスの郷土料理タルト・フランベTarte flambée (アルザスはドイツとの国境にある地方でドイツ語ではフラムクーシュ・フラメンクーシュflammenkueche) と呼ばれる極薄ピザと自家製ビールがとても美味しくてお勧めのお店です。ビールは白ビール、黒ビール、濃色ビールと何種類かあり、店内にある大きなタンクで作られています。そしてこのピザ、大きく見えますが、生地がすごく薄いので女性でも1枚全部食べれてしまいます♪平日もそうですが、週末はいつも満席。お店にはモニターがあり、サッカー試合がある時には皆ビール片手に観戦で大盛り上がり!  ワインもいいですが、パリでビールが飲みたいなという時には是非♪                      

                                          ”O’NEIL” 住所) 20 rue des Canettes  75006 

 

 

 

 

 

 

≪この春のブーム?≫  07.04.2010

 春めいた気候から一転、不安定な天気が続いている毎日です。今日は寒くて冬のコートで出かけましたが、2日ほど前は太陽がぎらぎらと照り外を歩いていたら暑くて暑くて上着を脱いだほど!その日、街中にはサングラスとTシャツ姿の人々も見かけ、“春を通り越して一気に夏になるんじゃないの?!”と思うほどでした。景色を見ながら歩くのも楽しいですが、様々な国籍の人が集まるこの街で人々を観察するのもとても好きで“今こういう系統が流行りなんだ”とか、個性的な人を見ては“自分に合うものをよく知っているな~”と感心し、楽しんでいます。パリは比較的シンプルなスタイルで、好まれる色もモノトーンや淡いカラーのものが多いようです。(フランス人によく似合う独特な色に憧れ、何度か買って失敗したことが・・。)また、お年寄りのお洒落やメイク&香水もバッチリな姿には驚かされます。フランス人のファッションの色合いは派出ではないですが、お店の内装やディスプレイはとても華やかで、自分では思いつかない配色や違う柄物同士の組み合わせで素敵にまとまっているので面白いです。                                                                                 

  数日前外出した時、前からグレーのパンツスーツをカッコ良く着こなしたフランス人女性が歩いてきました。素敵だなと思いつつ、でも何か違和感を感じ振り返ってみるとなんと!その女性、日本の小学生が使う黒のランドセルを背負っているではありませんか!!もちろんその方の身長に対してランドセルは小さいので背中の上の方にランドセルがある状態で・・・フランスで黒のランドセル、さらにキャリアウーマン風のフランス人女性とどれをとっても不思議な光景でした。

  写真は大型デパート、(上)プランタンと(下)ギャラリーラファイエットです。

 

 

≪パリで毎日何を食べているの?≫  30.03.2010

日本でよく聞かれる事の一つがこれです。「和食がメインです」と答えると「へ~~!お米とかもあるの?!」

と驚かれますが、ここではなんでも手に入ってしまいます。日本人も多く住むパリの街中には日本食が集まる通りもあり、そこにはラーメン屋さん、焼き肉屋さん、うどん屋さん、お好み焼き屋さん、そしてお寿司屋さんが立ち並んでいます。ヘルシーかつおいしいというので日本食は外国の方にもとても人気で、フランス人に「お寿司は○○がおいしいよ!!」と勧められたり、レストランでは皆慣れた手つきでお箸を使って食べています。普通にうどんやかつ丼などをお箸で食べているんですよ!これも留学して驚いた事の一つです。最近ではスーパーに普通にお寿司のパックが並んでいたり、アジアンコーナーが設けてあるところもあるほどです。 何軒か在る日本食材屋さんは、店内に一歩足を踏み入れればそこは日本そのもの。お米はもちろん、調味料全般、レトルト食品、お豆腐、納豆、梅干し、和菓子、カップラーメン、さらに食品以外でも耳かき、サランラップ(こちらのサランラップは切れが悪く日本のものにはかないません!)そしてお箸やお弁当箱まで売っているのです。ただ、お値段は日本で買うよりも倍近くするので、似たようなものがちょっとお安く購入できる韓国食材屋さんもよく利用します。スーパーやお魚屋さんに行き、生で食べられるお魚があればお刺身にしたり、友人で集まって手巻き寿司パーティーをしたり、、、。冬には土鍋でキムチ鍋や味噌鍋をしたり、この間はお世話になっている先輩のお宅でとり鍋を頂いてきました♪ 外国人の友人を家に招いた時にもよく日本食を作るのですが、とても喜んで食べてくれます。(納豆は微妙かな?!)お醤油やソースの味が好きなのでしょうか??それにしてもこれだけ日本のものが手 に入ってしまうなんて、便利な世の中です。

 

 

 

 ≪Earth Hour アースアワー2010≫ 28.03.2010

地球温暖化防止の為、モニュメントやネオンの明かりを同じ日の同じ時刻に一斉に1時間消しましょうという国際イベント”Earth Hour(アースアワー) 2010”。このキャンペーンは今年で3年目を迎え、毎年3月の最終土曜日に実施されているそうですね。今年は3月27日(土)20時30~21時30。海外ではニューヨーク、ワルシャワ、ジャカルタ、バンコク、ホーチミン、香港、北京など多くの国が参加され、パリでも凱旋門やオペラ座など約240のモニュメントのイルミネーションが1時間消された模様です。エッフェル塔は観光客への配慮で、5分おきだったとか。その時間帯、私はコンサートを聴きに行っていた為、実際にその様子を見ることはできませんでしたが・・。。世界中が同時刻に同じ目的に向かう。とても素敵な事ですね!

 

 

≪サイモン・ラトル指揮ベルリン・フィルハーモニー≫   05.03.2010

先月末、サイモン・ラトル指揮&ベルリンフィルの演奏会に行ってきました。

なんとこの2週間で、ウィーンフィル、エフゲニー・キーシン、クリスチャン・ツィメルマン、

ヨーヨー・マ、マルタ・アルゲリッチ、内田光子さんなどなど豪華な顔ぶれが名を連ね、

その中にベルリン・フィルの公演もありました。

ベルリンフィルはわずかに席が残っていたため、思い切って少々良いお値段のするチケットをゲット!

人生初のベルリン・フィルと現在世界で最も活躍されている指揮者の一人サイモン・ラトル氏の生演奏。

さらにプログラムはブラームスのシンフォニー第2番という事で

数日前から色々と想像を膨らませながらとても楽しみにしていました。

フランスのオーケストラとドイツのオーケストラ。

聴き比べて見ると、フランスのそれは音が空中で交わり繊細で明るいイメージ、

ドイツの方は重厚感があり枠がしっかりしていて音が下から湧き出てくるようなイメージ。

まさに言語の違いそのもののようでとても面白いです。

ふわふわの白髪を揺らしながらラトル氏がステージ上に登場。

会場内が一点に集中し演奏が始まると、その音色の艶やかさに一瞬にして惹きつけられました。

すべての音に芯が通っていて詩的、抒情的、そして情熱的な音が次々にいろんな方向から聴こえてくる。

音楽が絵となって浮き出て見えているかのようでした。また、オーケストラの中の一人ひとりが、他のメンバーや

指揮者に信頼を置き、そこで弾いている事にとても誇りを持っているように見えました。

そういうものが聴いてる私達をくぎ付けにするのでしょう。圧巻でした!!

今でもあの時の音と彼らの姿が鮮明に残っています。