シューマンとショパンを奏でる 11.06.2010

 更新が約1カ月滞ってしまいすみません!先月末に演奏会があったこともあり、レッスンや合わせで忙しくしていました。今回は室内楽の演奏会。チェリスト中木健二さんとのデュオリサイタルで、南西仏にあるSerignan(セリニヨン)という町に行ってきました。パリから電車で4時間半。自然豊かで時間の流れもゆったりとした田舎町でした。

 今年はご存知の通り、シューマン&ショパンの生誕200年ということで彼らの曲をよく演奏されていますが、私達もこの2人の作曲家でプログラムを組みました。(以下の通りです。)

      

             シューマン:アダージョとアレグロ Op.70
                    :民謡風の5つの小品 Op.102                               
                    :幻想小曲集 Op.73     
                    :3つのロマンス Op.94   

             ショパン :チェロとピアノのためのソナタ Op.65より 第3楽章
                    :チェロとピアノのための華麗なるポロネーズ Op.3

                      

   シューマンの陽と陰が交じり合った情熱的であり、語りかけるような深い音楽。そして、気品と雄々しさが溢れるショパンの音楽。大好きな曲も多いこの2人の作曲家は、同時にこれまでとても苦労した思い出のある作曲家たちです。 チェロとピアノの為のシューマンの曲の中には、原曲はオーボエとピアノ用、クラリネットとピアノ用に書かれたものもあり、どれも本当に美しい曲ばかりでした。また、ピアノ以外の曲をほとんど作曲することのなかったショパン (チェロを使った曲は、チェロとピアノ為のソナタ、チェロとピアノの為の華麗なるポロネーズ、グランドデュオ・コンチェルタンテ、そしてピアノ・トリオです) も演奏することができ、弦楽器で奏でられるショパンはとても新鮮でした。もう少し弦楽器の為の作品を残してくれていたらな~。今回集中的に2人の作曲家を勉強し、あーでもないこうでもないと悩みながらもとてもやりがいがあり、演奏会で弾けたことをとても嬉しく思っています。お客様もとても喜んでくださり、温かい雰囲気の中1日目を無事に終える事ができました。

 2日目は数曲を抜粋してのディナーコンサート。これがちょっと大変でした;;ディナーコンサートというのは、今までも経験したことはあったのですが、通常、食事の前後、もしくはお客様が食事をされている間に演奏という形式ですよね??今回はなんと食事の間に1曲ずつ弾かなければならず、さらに聴いてくださるお客様の横のテーブルで一緒にお食事を・・・というものでした。前菜を頂き「はい、ではここで1曲弾いて頂きます。」、2皿目を頂き「はい、ではこの辺でまた音楽を楽しんで頂きましょう~」と2曲、そしてメインを頂き2曲。もちろん演奏が全て終わるまで目の前に用意されたワインも飲むことができず、、せっかくの豪華なお食事もいまいち味わうこともできず・・・・食べている間に指は冷たくなってしまうし、演奏する側にとってはちょっと厳しかったです(^^;)それでもお客様にお食事&ワインと音楽の時間をとても楽しんで頂けて、とてもアットホームな雰囲気を味わえたので楽しかったです♪

旅先での演奏会の楽しみの一つは何と言ってもその土地のお料理です。今回行った先はお肉もお魚もおいしかったのですが、なんといっても野菜が最高で!とても新鮮で甘みたっぷりで、野菜好きな私にはたまりませんでした(*^^)

 写真は上から、初日のコンサート会場近く。 2枚目は宿泊先近くの川、 3枚目は2日目のディナーコンサートの会場(普段は録音スタジオとなっているところ夜にはおしゃれなサロンと変身していました)、そして最後の写真は野菜のみを使ったお料理です。

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